体験型住宅展示場「アイパーク」を全国に展開するアイ工務店は、島根県出雲市に体験型住宅展示場「アイパーク出雲」を8月8日にオープンした。高気密・高断熱を標準仕様とした「N-ees(ニーズ)」の2棟が同時公開された。
当日はオープンイベントとして、元テレビ朝日アナウンサーで、アイ工務店公式YouTubeのナビゲーターを務める前田有紀さんが登場。前田さんによるルームツアーも行われ、同社の住まいの特徴がイベント参加者に紹介された。
最新モデルハウスを体験、住まいを考えるきっかけに
島根県出雲市に誕生した「アイパーク出雲」を手がけるのは、大阪に本社を置く2010年創業の住宅メーカー・アイ工務店。2011年1月に兵庫県姫路市に第1号のモデルハウスをオープンしたことを皮切りに、47都道府県320カ所以上に住宅展示場(アイスタジオ含む)を展開している。
2025年10月には鳥取県米子市に「アイパーク米子」を開設。「アイパーク出雲」は山陰では松江、米子に次ぐ3つ目の住宅展示場となる。地域最大級の規模を誇り、2階建てと近年需要が高まっている平屋の計2棟を見学できる。
「昨年、松江・米子で出店して今回の出雲、そして来年1月には鳥取にも新たな出店を予定しています。山陰エリアは非常に移住・定住に力を入れている地域で、新規の分譲地や土地取得のための環境がとても整っているエリア。土地価格も比較的手頃で、戸建てが多いエリアでもあるため、住宅市場として大きな可能性を見込める地域という背景もあり、今回『アイパーク出雲』を出店させていただきました」と、アイ工務店 山陰支店 支店長の宗元敬博さんは話す。
「N-ees」採用、縦の自由設計が特徴
「アイパーク出雲」は延べ面積279.27㎡(84.47坪)の2階建てのA棟と、延べ面積181.09㎡(54.77坪)で平屋のB棟の2棟で構成されており、いずれも標準仕様である「N-ees(ニーズ)」を採用している。
「N-ees」は高気密・高断熱性能を標準仕様とした同社の主力注文住宅モデル。外張り断熱と内側断熱を組み合わせたW断熱工法やトリプルガラス樹脂サッシを採用し、省エネ性能を高めているほか、制振ダンパーを標準搭載して余震にも備える耐震・制振構造などの特徴を持つ。
2階建てのA棟は玄関脇の天井を低く抑えたハーフ収納を、愛犬がくつろげるドッグスペースとして提案。1.5階や2.5階のスキップフロア、ワークスペースを備えたロフト付きの子ども部屋など、縦方向に空間を有効活用する工夫が印象的なモデルハウスだ。
「“横の自由設計”は他社様でも多くあると思いますが、我々の場合はハーフ収納のように、“縦の自由設計”も1mm単位の完全自由設計で柔軟に行えます。土地や家族の暮らしに合った、新しい空間づくりの工夫を体感していただきたいですね」(宗元さん)
オープン記念スペシャルイベントに前田有紀さんが登場
「アイパーク出雲」のオープンイベントには、ヨーヨー風船釣りやキッチンカーの出店などがあり、会場はお祭りのような雰囲気。ステージでのダンスパフォーマンスなども行われ、多くの人たちで賑わいを見せていた。
オープン初日となった8月8日には、アイ工務店公式YouTube「ルームツアー」のナビゲーターを務める前田有紀さんによるスペシャルイベントが開催。日々の暮らしを彩る「フラワーアレンジメント」のワークショップが実施された。
サッカー情報番組『やべっちFC』進行アシスタントをはじめ、さまざまな番組で活動していた前田さんは、2013年にロンドン留学のためテレビ朝日を退社。帰国後、都内の生花店で2年半勤務したのち、フラワーアーティストとして活動している。
前田さんは「アイ工務店では4年前からYouTube企画に携わっており、各地の展示場やオーナーさんのお家を訪ねて、お花を飾るルームツアーなどに出演しています」と挨拶した。
ワークショップの参加者たちは前田さんの指導を受けながら、アリウムやケイトウなど7種類の花材を使い、夏らしい色合いのスワッグ(植物を束ねて壁に吊るす壁飾り)作りを楽しんだ。
「しばらく生花で飾りたいという方は花瓶に飾っていただいても構いませんし、逆さに吊るすと綺麗なドライフラワーになります。ドライになった後、花瓶に入れて飾るのもおすすめです」(前田さん)
バランスを考えながら花材を束ね、麻紐で結んでブーケにし、余分な長い茎をカットすると、スワッグの完成。最初に自宅の飾りたい場所をイメージし、束ねやすいように余分な葉を取り除いて、それぞれの花の高さを段違いになるように配置することが、スワッグ作りのポイントのようだ。
生活感を感じさせない、ホテルライクな住まいづくりが人気
オリジナルのスワッグ作りの後は、ワークショップの会場となったB棟のルームツアーも行われた。
「アイ工務店のお家では生活感が出やすいキッチンの収納に“隠せる収納”を選ぶオーナーさんも多くいらっしゃいます。また、ランドリースペースなどの水回りをまとめて、室内干しのスペースも設けるなど、効率的な家事動線も人気。光源を直接見せないコーニス・コーブ照明を活用した間接照明を寝室に取り入れるオーナーさんも多いです」(前田さん)
キッチンや水回りの設備も人気のグレードを標準仕様で採用し、クロスの選択肢も幅広いため、特別なオプションなしで大きな費用をかけなくてもホテルライクな心地良い暮らしを実現しやすいという。もちろん、冬の床の冷たさと夏の2階の暑さを根本から解消する高気密・高断熱性能も魅力だ。
「平屋のB棟にも階段がありまして、階段脇はアイ工務店ではお馴染みのハーフ収納があるかたちですね。1階を見渡せる1.5階のスキップフロア、さらに階段を上がると屋根裏になっていますが、屋根・壁の断熱がしっかりしているので、外との寒暖差があっても快適な室温に保たれやすく、自由度の高い空間提案ができます」(前田さん)
そのため、屋根裏部分をシアタールームなどの趣味の空間や書斎として活用するオーナーも実際に少なくないそうだ。また、広々とした大きな窓とテラスを備えているB棟は、光をたくさん取り入れながらも直射日光を遮る深い軒の出なども特徴となっている。
47都道府県で事業を展開するアイ工務店。地域密着を掲げる同社の住まいづくりについて、宗元さんは次のように語っていた。
「子育て世帯のご家族に「アイパーク出雲」へ足を運んでいただき、住まいを考えるきっかけを多くの方々に持っていただければ。住宅価格が高騰しているなか、建てた時の性能を長く続かせることが大切になってきていますので、30年、40年、50年と安心して住んでいただける、性能の落ちにくい家づくりを普及させていきたいです」(宗元さん)



