築55年の茶山台団地で、縦や横の2戸を1つにつなげる「ニコイチ」リノベーションが入居者を集めている。令和8年3月末時点の入居率は91%に達し、空き住戸を活用する取り組みが成果を上げている。
90㎡の大空間を生む発想
板状の住棟が並ぶ昔ながらの団地風景を外から眺めると見慣れた景色だが、扉を開けると横につなげた住戸や上下階を使う住戸など、今の暮らしに合わせた住まいが広がる。住戸に広さを確保したニコイチは、団地に新たな世代を呼び込み、新しい住み方を生み出している。
空き住戸活用の成果と課題
大阪府住宅供給公社が展開する茶山台団地は、駅近で都心に近く自然も多い環境にある。空き住戸を活かすために始まった取り組みだが、入居率の回復によって新たなニコイチをつくれる住戸は少なくなっているという、興味深い状況も生まれている。



