民間の気象情報提供大手ウェザーニューズは8月6日、お天気アプリ「ウェザーニュース」の全世界対応版を各国のアプリストアでリリースしたと発表した。App Storeでは175の国と地域、Google Playストアでは190以上の国と地域で提供を開始。10年後に売上高1000億円を達成する鍵として、AIのフル活用やM&Aを視野に入れた戦略が注目される。
世界140カ国以上の気象データを収集
ウェザーニューズは2023年から世界中の観測データ、警報データを集める専門チームを立ち上げ、各国の気象庁と直接コミュニケーションを取り、世界気象機関に提出されないデータまで受信する準備を整えてきた。現在、気象データを受信する国は140以上に上る。
日本で展開している「ウェザーニュース」は4年連続予想精度No.1で、国内利用者数もトップのお天気アプリだ。今回のグローバルアプリ投入は、こうした実績を背景に満を持しての展開となる。
AIフル活用とM&Aで成長目指す
売上高1000億円の達成に向けて、同社はAIをフル活用したサービス向上と、M&Aによる事業拡大を視野に入れている。海外事業の成長が鍵とされる。
同社は「成長投資と株主還元の両立」を謳うが、具体的な投資計画や還元策の詳細は明らかにされていない。



