三菱重工業は、トヨタ自動車と共同で水素エンジンの開発に乗り出すことが20日、分かった。脱炭素社会の実現に向けた新たな技術として、大型商用車向けなどでの実用化を目指す。
水素エンジンの開発背景
両社は、水素を燃料とするエンジンの開発で協力する。水素エンジンは、燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないため、環境負荷の低減が期待される。三菱重工は、これまでに培った大型エンジン技術を生かし、トヨタの持つ燃料供給システムなどと組み合わせる方針だ。
実用化の目標と今後の展開
両社は、2020年代後半の実用化を目指し、まずは大型トラックやバスなどの商用車向けに開発を進める。将来的には、船舶や産業機械などへの展開も視野に入れている。三菱重工は「水素社会の実現に向け、重要な一歩となる」とコメントしている。



