東京電力は14日、福島第一原発にたまる処理水の海洋放出について、開始からの累計放出量が10万トンに達したと発表した。処理水の放出は2023年8月に始まり、約3年で10万トンに到達した。
放出の経緯と規模
処理水は、溶融した核燃料を冷やすために注ぎ込んだ水や、地下水などが原子炉建屋に流れ込んだ水を浄化処理したもの。トリチウム以外の放射性物質を除去したうえで、海水で薄めて放出している。
東京電力は、放出開始からこれまでの累計で約10万トンを放出した。放出は今後も続く見通しで、廃炉作業の進展に伴い、処理水の発生量は徐々に減るとみられる。
今後の見通し
東京電力は、処理水の放出について、安全性を確保しながら計画的に進めるとしている。放出に伴う周辺海域のモニタリング結果は、随時公表されている。



