青森県は25日、県内の2025年度の新規就農者数が252人だったと発表した。前年度と比べて58人(19%)減少し、過去10年間で2番目に少ない水準となった。
減少の要因と営農類型別の内訳
県農林水産部は、人口減少に加え、前年度に農業法人の工場稼働に伴う大規模な新規雇用があった反動と分析している。
営農類型別では、「果樹」が75人で最も多く、「野菜」が67人、「稲作」が46人、「畜産」が43人と続いた。前年度と比べて減少または横ばいが多い中、農地の集積による規模拡大が進む稲作は前年度より19人増加した。
就農形態と年代別の傾向
就農形態別では、農業法人に雇用される「法人就職」が129人で、自ら経営する「独立自営」は95人だった。非農家出身者は法人就職を選ぶケースが多く、独立自営は農家出身者が多い傾向にある。
年代別では、15~29歳が96人で最も多く、40~49歳が61人、30~39歳が58人だった。
県の今後の取り組み
県農林水産部の相馬宏伊次長は「どの産業も人材確保が難しい中、252人が就農してくれたのはありがたいこと」と述べた上で、「県は新規就農者を300人にする目標を掲げており、今後も新規就農促進の取り組みを進めていく」と話した。



