ゲンジボタル7割超が「よそ者」 都内で遺伝子解析、放流の影響か
ゲンジボタル7割超が「よそ者」 都内で遺伝子解析、放流の影響か

東京のゲンジボタルの生息地の多くで、他地域に由来するホタルが入り込んでいることが明星大などのチームの研究でわかった。ホタルを増やすために続けられてきた放流活動が影響している可能性が高いという。

三つの地域型に分類

初夏の夜に幻想的な光を見せてくれるゲンジボタルは、本州から九州の日本各地に広く分布する。ただ、同じゲンジボタルといっても全国で一様ではない。これまでの研究で、遺伝的な特徴から①東本州②西本州・四国③九州、の三つの主要な地域型に分けられることがわかっている。

ゲンジボタルは、水辺環境の改善とともに幼虫を放つイベントが各地で盛んに行われてきた。ただ、本来の生息地ではない場所から持ち込んだホタルを放しているケースも少なくない。

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全国164地点での解析結果

そこでチームは、各地のゲンジボタルの混在状況を調べるため、全国164地点から採集した1100匹以上のゲンジボタルの遺伝情報を分析した。その結果、都内では調査した地点の7割以上で、西本州・四国、九州の地域型のホタルが入り込んでいることがわかった。

論文をまとめた明星大非常勤…

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