吉野ヶ里歴史公園(佐賀県神埼市、吉野ヶ里町)にある古代の森体験館で、弥生時代に使われていた機織り機「原始機(げんしばた)」の体験会が開かれた。
原始機とは
吉野ヶ里遺跡では、副葬品や人骨などに付着する形で布製品が出土している。原始機は国内各地の遺跡で出土した木製部品をもとに再現されたもので、糸は公園内で栽培されている藍やベニバナなどで染色されたものが使われた。
体験会の様子
原始機で織られるのは、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)が交互に交差する「平織」の形式。5日に開催された体験会で、参加者たちは経糸を上下に操作する綜絖(そうこう)や、緯糸を手前に打ち込んで布地を詰める刀杼(とうじょ)などを操作して布作りに打ち込んだ。
福岡市から参加した女性(19)は「ネットで体験会を知り、約5年ぶりに遺跡を訪れた。操作は思ったより簡単で楽しかった」と話した。