宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ」の後継となるミッションの概念検討を開始したと発表した。これは、サンプルリターン技術のさらなる高度化を目指すものである。
検討の背景と目的
JAXAは、これまでの「はやぶさ」や「はやぶさ2」で培ったサンプルリターン技術を基に、より多くの試料をより効率的に持ち帰るための技術開発を進める方針。後継機では、複数の小惑星へのフライバイや、より大規模なサンプル採取が可能なシステムの検討が行われる。
概念検討では、探査機の基本設計やミッション計画、必要な技術要素などが議論される。JAXAは、この検討を通じて、将来の本格的な開発に向けたロードマップを策定する予定である。
今後のスケジュール
概念検討は2026年度から開始され、約2年間をかけて行われる。その後、具体的な開発フェーズに移行するかどうかが判断される。
JAXAは、この後継ミッションにより、太陽系の形成過程や生命の起源の解明に貢献することを目指している。



