「日本人はやっぱり内向き化してた?」2010~21年のデータで外向性が男女とも低下傾向 青山学院大が分析
「日本人はやっぱり内向き化してた?」2010~21年のデータで外向性が男女とも低下傾向 青山学院大が分析

近年、若者の海外留学や海外赴任の減少、職場でコミュニケーションをとりたがらない姿勢などから、日本人の内向き化が懸念されてきた。しかし、それを裏付ける明確な証拠は乏しいままだ。

青山学院大学の研究グループが、2010~21年に実施された性格特性の調査を集めて分析したところ、活動的で社交的な傾向を示す「外向性」が男女いずれも年々低下していることが確認された。調査年は異なるが、欧米や中国での報告では外向性は上昇しており、「日本だけ国際的に特異な可能性も考えられる」という。研究成果は専門誌に掲載された。

外向性とは何か

外向性は、性格分析で使われる主要5要素の一つだ。自分の関心やエネルギーを内面よりも外の世界や人、モノに向ける傾向を指し、高い人は活動的で社交的なほか、快活に話し、自分の意見をはっきり伝えるといった特徴がある。

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研究グループは国際的にも使われている指標を採用。2010~21年に実施され、日本人計4万8905人を対象に外向性を1~7点(中間は4点)で評価した48研究(75データ)を、年齢や性別を考慮しながら分析した。その結果、2010年以降、外向性は男女とも低下傾向にあった。

コロナ流行前も同様に低下

新型コロナウイルス感染の影響も考えられるため、流行前の2019年までのデータでも解析したが、同様に低下が確認された。

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