徳島県は27日、藍場浜公園西エリアで整備予定の県立「徳島文化芸術ホール(仮称)」について、設計事業者の優先交渉権者に決定した石本建築事務所大阪オフィス(大阪市)の技術提案書を公開した。1500席の大ホールに県産杉を使い、屋上を緑化するとしている。
「藍場浜コモンデッキ」と命名
提案では、新ホールを「藍場浜コモンデッキ」と名付けた。外観は新町川沿いの景観に配慮したコンパクトなデザインで、2階デッキで藍場浜公園とあわぎんホールをつなぎ、一帯を「文化・賑わいゾーン」とすることを目指す。屋上は散策できる「文化の森」とする。
県産杉と阿波しじら織の表現
大ホールには県産杉のブロックを採用し、伝統織物の阿波しじら織で「シボ」と呼ばれる凹凸を表現。2層構造の客席は舞台との距離を縮め、コスト削減の効果も生み出すという。
後藤田知事は「高い機能性と親しみやすさが特徴となり、駅前全体の『にぎわい』づくりに向けた夢が広がることを期待する」とのコメントを出した。



