北九州市立いのちのたび博物館は28日、同館が所蔵する約7000万年前の白亜紀のクモヒトデ化石が新属・新種と判明したと発表した。1994年に和歌山県有田川町で採集され、2008年に同館に寄贈された。国立科学博物館などとの共同研究でCTスキャンにより内部を観察し、側腕板の数などから新属・新種と認定した。
世界初の白亜紀アヤマチクモヒトデ科化石
アヤマチクモヒトデ科の化石が白亜紀の地層から見つかったのは世界初で、浅海から深海への生息域の移行過程を示唆するという。御前明洋学芸員は「技術の進歩で学術的意義が明らかになった好例。世界唯一の実物標本をぜひ見に来てほしい」と話している。
展示の詳細
化石は31日から9月23日まで同館エントランスで展示される。入場無料。



