『豊臣兄弟!』第39話、最も注目されたのは茶々が秀吉に「生涯、この家のお荷物」と告げるシーン
『豊臣兄弟!』第39話、注目度72.8%のシーンは茶々の決意表明

視聴データ分析を行うREVISIOは、11日に放送されたNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』(総合 毎週日曜20:00~ ほか)第39話「茶々の本心」の視聴分析を発表した。最も注目を集めたのは20時14分、注目度72.8%を記録した茶々(井上和)が秀吉(池松壮亮)の親族たちから夫婦について問われるシーンだ。

茶々の頑なな態度に秀吉は困惑

大坂城の廊下を歩きながら、秀吉は茶々に「どこにも嫁ぎたくないとはどういうことじゃ。初(田牧そら)と江(西川愛莉)も嫁ぎ先は決まってあとはそなただけじゃ」と語りかける。しかし茶々は「何度も申し上げたとおり、私は誰とも夫婦になる気はありませぬ」と拒否。「妹たちの世話をしていただいたことはお礼申し上げます。でも私は、殿下の政のためにいいように使われるのは真っ平でございます」と続け、秀吉を困らせた。

秀吉は夫婦の素晴らしさを伝えようと、副田吉成(前原瑞樹)とあさひ(倉沢杏菜)、秀長(仲野太賀)を呼び寄せる。あさひは「夫婦になりたての頃は、まき割りとか、水くみとか、力仕事しなくて済むようになったでしょ」と切り出すが、吉成との話は噛み合わず次第に白熱。秀吉が「やめえ! 夫婦のいいところを教えよと言うておるのにけんかしちゃいかんだろ」と仲裁に入る場面もあった。

秀長の経験談も茶々の心は動かず

秀長が慶(吉岡里帆)との出会いを「それを言うたらわしは始め妻から敵と思われておった」「ほとんど口も聞いてもらえんかった」と振り返ると、秀吉は笑い、「じゃが、今となってはわしのことを誰よりも支えてくれる一番の味方じゃ」と続ける。しかし茶々は「誰のもとに嫁いだとて、幸せになどなれませぬ」と頑なな態度を崩さず、「私は生涯、この家のお荷物となってここで朽ち果てまする。殿下の苦しむお顔を眺めながら」と言い放ち、秀吉は畳の上に倒れた。

このシーンについて、REVISIOは「仲睦まじい副田吉成とあさひに、歴史を知る視聴者の視線が集まったと考えられる」と分析。SNSでは「この場でこの二人に夫婦のいいところ話させるなんて、容赦ないな」「上げて落とすのは大河ドラマの伝統だよね」「あさひちゃんも吉成も、ずっといい人だったからつらくなってきた」と、この後に待ち受ける2人の運命への伏線に視聴者のコメントが集まった。

史実で秀吉に重用された副田吉成

作中では目立った活躍が描かれていない副田吉成だが、史実では秀吉に重用されていたようだ。秀吉が大徳寺で信長の葬儀を行った際、吉成は杉原家次・桑原貞也とともに奉行役を務めた。直前の海賊一揆で多伊城を奪われた直後にもかかわらず、重要儀式を任されており、秀吉の信頼の厚さがうかがえる。

また、賤ヶ岳の戦いの際には、捕縛された猛将・佐久間盛政(遠藤雄弥)と柴田勝家(山口馬木也)の養子・柴田勝敏の身柄を預かり、京都へ護送する大役を担った。秀吉の義理の弟として地位を築いてきた吉成の今後の展開が注目される。