浦上天主堂で原爆犠牲者追悼ミサ、双塔の鐘響く
浦上天主堂で原爆犠牲者追悼ミサ、双塔の鐘響く

長崎市の浦上天主堂で9日朝、原爆犠牲者の追悼ミサが行われた。ミサでは、熊本地震の被害者に向けても祈りの言葉がささげられた。

参列者の一人(69)の母は旧長崎医科大付属医院で働き、永井隆博士とも交流があった。この参列者は、原爆症を患う可能性のある人を調査する活動を行ってきたといい、「被爆2世も親の介護などで十分に活動を行えないことがある。語れる人が減る中で、若い世代により関心を持ってほしい」と話した。

夜のたいまつ行列

夜には、犠牲者を追悼する「たいまつ行列」が行われ、原爆で頭部だけが残った「被爆マリア像」を載せた台座やたいまつを掲げた信徒らが、天主堂から爆心地公園まで行進した。

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双塔の鐘、世界に平和を祈る

原爆投下で「双塔の鐘」の片方が大破した浦上天主堂では、原爆さく裂時刻に合わせ、アメリカのカトリック信徒らから贈られた鐘が鳴り響き、世界平和を祈った。鐘は高さ66センチ、直径80・7センチの青銅製。米国の原爆開発計画に参加した医師の孫の大学教授が寄付を募り、昨年7月に北側鐘楼へ設置された。天主堂前の公園では、NPO法人が主催して鐘の音をライブ中継し、世界に発信した。

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