館山ブランドに新たな6食品が加わり、食の魅力を拡大
千葉県館山市は、地域の食文化を発信する「館山ブランド」の2025年度認定品として、新たに6つの食品を選定しました。これにより、館山ブランドの認定品は合計9品となり、市内や近隣で育まれた農水産物や加工品を通じて、館山の味覚を市内外に広くアピールする取り組みが強化されます。
親子で挑む地元食材の魅力
新品目の発表会が2月24日に市役所で開催され、各食品の作り手が持ち味を熱心に説明しました。館山ヴィルトファクトリーの上田訓子さん(61)と娘の梶山奈々さん(39)は、親子でプレゼンテーションに臨み、館山産唐辛子を使ったタレにイノシシ肉を漬け込んだ「猪のたれ」を紹介しました。
梶山さんは東京農業大学で学んだ知見を活かし、母の起業をサポート。イノシシ肉は解体処理直後で臭みがなく、調味料を味付けにのみ使用している点を強調し、安房地方名物の「くじらのたれ」にちなんだ商品名で親しみやすさをアピールしました。この商品は冷凍真空パック250グラムで1500円、渚の駅たてやまなどで販売されています。
家族連携で生まれたスープカレー
AWAcafeの細見卓史さん(47)は、10歳の長男と共に「館山スープカレー」をプレゼン。県産の鶏肉やイノシシ肉、独自配合のスパイスを駆使して風味豊かに仕上げた一品で、冷凍パックで864円から1512円で店頭販売されています。家族の協力が生んだオリジナリティあふれる商品として注目を集めています。
食品ロス削減に貢献する加工品
きざえむファームの石井昭一さん(52)は、「フリーズドライいちご」を開発。食品ロスを減らし、年間を通じてイチゴを楽しめるように加工した点を強調し、1袋または1瓶1380円で道の駅グリーンファーム館山などで販売されています。持続可能な農業への取り組みとして評価されています。
その他の認定品と今後の展望
今回認定された他の3品は以下の通りです:
- ペナシュール房総ラム・バレルエイジドコーヒー(SALVIA COFFEE、ドリップパック4個入り千円)
- ちばの粒納豆(三浦商店、3パック180円)
- プレミアムご当地プリン(海辺の小さなプリン屋さんMARUHEI、1個550円)
館山市はこれらの認定品を通じて、地域経済の活性化と食文化の継承を目指しています。今後も地元産品の魅力を掘り起こし、観光や販路拡大に繋げる計画です。
