福岡県議会の海外視察、競争入札原則へ 知事が指針通知、報告書も全公表
福岡県議会海外視察、競争入札原則 知事通知

福岡県議会の海外視察に関する手続きの透明性向上に向け、服部知事は1日、旅行業者との契約について競争入札を原則とし、全ての入札結果を公表するなどの指針を蔵内勇夫議長に手渡しました。この指針は同日から適用されます。

従来の手続きの問題点

これまで県議会では、特定の数社の旅行業者と随意契約を繰り返すケースが常態化していました。さらに、契約後に予定価格から大幅に増額される事例も発生し、県監査委員から是正勧告を受けていました。蔵内議長は報道陣の取材に対し、従来の手続きに問題があったことを認め、「透明性を高め、費用対効果を見極めなければいけない」と述べました。

新たな指針の内容

指針では、海外出張の目的や対象者を事前に県のホームページで公表することが規定されています。旅行業者との契約は主に指名競争入札を想定し、通訳や現地での移動手段の手配が可能な業者を5者以上選定した上で、指名委員会で決定します。指名結果や契約の概要は全て公表されることになりました。

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また、海外視察後の報告書についても、これまで2年間で公表されたのはわずか2件のみでしたが、蔵内議長は「今までのやり方ではいけない」と述べ、今後は全ての視察に関する報告書を公表する方針を示しました。

今後の展望

この改革により、県議会の海外視察の透明性が飛躍的に向上すると期待されています。服部知事は指針の徹底を図り、県民の信頼回復に努める方針です。蔵内議長も「費用対効果をしっかり見極め、無駄のない視察を実施する」と意気込みを語りました。

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