和歌山・九度山町に佇むレコードカフェで、音楽と食の融合を体験
和歌山県九度山町の静かな町並みに、一軒のユニークなカフェが存在します。「レコードカフェ龍王」は、その名の通り、レコードプレーヤーから流れるクラシックな音色と、昭和の雰囲気を漂わせるメニューで、訪れる人々に至福のひとときを提供しています。
店主の情熱が生んだ、約5000枚の名盤コレクション
店主の中尾智美さんは、旧貴志川町の出身で、和歌山市内の運輸・旅行関連企業に長く勤めた後、旅行会社「和歌山たびと企画」を起業しました。2018年からは、「歴史があり、人が優しい」と感じた九度山町を拠点に事業を展開。かつての民宿「龍王亭」に事務所を構え、昨年4月には、自宅の2階を埋め尽くすほど増えたレコードコレクションを活用するため、カフェを併設しました。
店内には、ビートルズの「レット・イット・ビー」や大滝詠一の「ロング・バケイション」など、約5000枚もの名盤やCDが並んでいます。中尾さんは、「レコードはスマートフォンより、音がまろやかな気がします」と語り、アナログならではの温かみを強調します。座敷に座りながら、レコードプレーヤーが奏でる「アビイ・ロード」の各曲を聴くと、移動中の車内で聴くよりも心地よく、穏やかな気分になれると感じられるでしょう。
昭和の喫茶店をイメージした、心温まる料理の数々
カフェの魅力は音楽だけではありません。「昭和の喫茶店をイメージした」というメニューも充実しています。定番の「オムライス」や「ナポリタン」(ともに税込み880円)に加え、特におすすめなのが「エッグフライカレー」(同1000円)です。地元の養鶏場で採れた新鮮な卵のフライを割ると、黄身がとろりと流れ出し、スパイスがきいたルーとの相性は抜群。サラダが付いて、ボリュームたっぷりの一品となっています。
このカフェは、休日に訪れたい場所として、地元住民や観光客から支持を集めています。落ち着いた雰囲気の外観と、中尾さんの温かいもてなしが、訪れる人々に安らぎを与えています。
詳細情報
- 住所:和歌山県九度山町九度山1138の4
- 営業時間:午前10時~午後5時
- 定休日:木曜日・金曜日
- 問い合わせ:0736-54-2005
レコードカフェ龍王は、音楽と食を通じて、和歌山の隠れた魅力を発信するスポットとして、今後も多くの人々を惹きつけることでしょう。



