JR四国は、岡山市北区のJR岡山駅前の再開発事業に合わせて出店するホテルを来年3月20日にオープンすると発表した。新ブランド「HOTEL NEMUS by CLEMENT(ホテル ネムス バイ クレメント)」の1号店となる。同社グループが手がけるホテル「クレメントイン」よりも上級ブランドだという。
全177室、価格や設備は
全177室で、価格は84室あるスーペリアツイン(23平方メートル)が2人利用で1人あたり1万9000円から。1日から公式サイトで予約を受け付けている。
岡山駅から東へ徒歩3分の場所で、高層マンション(31階建て)と並んで建設されているホテル棟(16階建て)のうち7階以上がホテルになる。全室洗面台、トイレ、浴室が独立。ホテル内には温浴施設や宿泊者専用ラウンジなども設ける。
デザインと事業戦略
内装は岡山城の漆黒の外壁や吉備津神社の門型回廊などをモチーフにデザインしているという。8割の稼働率で年間6万人の宿泊を目指す。
同社は厳しい鉄道事業を鉄道以外の事業で支える方針。本州でのホテルはJR姫路駅(兵庫県姫路市)前に次いで2件目。ホテル事業は「稼ぐ力を強化するための重要な柱」とし、2025年度に91億円だった営業収益を30年度に116億円にするとしている。
9月29日の記者会見で、四之宮和幸社長は新ホテルについて「今後の四国外展開に向けた重要な一歩だ」と述べた。