COBOL PARKは10月21日、レガシーシステムの主要なリスクと対応の方向性を確認できる「簡易レガシーリスク診断」の提供を開始した。COBOL言語に限らずさまざまなレガシーシステムを利用する企業の情報システム部門やその他の事業部門を対象に展開する。
約20問の設問でリスクを把握
利用者は約20問の設問に回答するだけで、システムの現状と潜在的なリスクを把握できるようになる。診断結果は総合評価に加え、5つの観点ごとの段階評価、課題の優先順位、推奨アクションを提示する。
これにより、利用者は自社システムの現状を客観的に把握し、現行維持・改善・モダナイゼーションを含む今後の対応方針を検討するための判断材料を得られる。
無償で利用可能、診断後の支援も
簡易レガシーリスク診断は、COBOL PARKのWebサイトから無償で利用できる。設問および分析プロセスには、COBOL PARKだけでなく、出資会社であるSCSKが培った多様な業界へのメインフレーム事業展開や、FPTジャパンホールディングスのモダナイゼーションに関する知見を取り入れている。
診断結果を踏まえ、より詳細な分析が必要な企業については、個別ヒアリングや現状分析を通じて、将来のあるべき姿と実現シナリオを具体化する「Best-Case Scenario」を提案。さらに、アセスメントで整理した方針に基づき、システムの維持・高度化やモダナイゼーションの実行まで一貫して支援するとのことだ。
「まずは課題を簡易に把握したい」ニーズに対応
レガシーシステムを取り巻く課題は、老朽化、複雑化、ブラックボックス化、人材不足など多岐にわたる。しかしシステムごとに事業上の役割や制約条件が異なるため、モダナイゼーションを前提にするのではなく、現行維持を含む複数の選択肢から自社に最適な方向性を見極めることが重要だ。
COBOL PARKはレガシーシステム課題の解決を目的に設立され、システムの維持・高度化やモダナイゼーションに関するサービスを提供する。「まずは自社システムの課題を簡易に把握したい」「本格的な検討に入る前に論点を整理したい」という要望が多く寄せられ、今回のサービス提供に至ったという。