戦後初の国産軽飛行機とされる立飛R―52の改良型R―53と、フランス人技師が設計に関わったR―HMの2機が、日本航空協会から「重要航空遺産」に認定された。いずれも1954年製造で、太平洋戦争後に禁止された飛行機製造が解禁されて間もない時期の機体が、当時の姿で保存されていることなどが評価された。
新立川航空機が製造、立飛HDに認定証
両機はかつて東京都立川市にあった航空機メーカー「新立川航空機」が作り、その後継企業である立川市の立飛ホールディングス(HD)に14日、認定証が授与された。どちらも1機しか作られなかったが、立飛HDが2013年から修復し、保管してきた。
戦後製造解禁直後の機体を評価
日本は太平洋戦争で敗れた後、飛行機の製造が禁止されていたが、その後解禁された。この2機はその解禁から間もない時期に製造されたもので、当時の姿をとどめている点が評価につながった。R―HMはフランス人のアンリ・ミニエ氏の設計で、交通博物館に長く展示されていた。