大谷翔平の第2子に年子バッシング、神格化の危うさを専門家が指摘
大谷翔平の年子バッシング、神格化の危うさ

大谷翔平選手の第2子誕生が報じられた直後、SNS上では「年子バッシング」と呼ばれる批判が噴出した。ネットメディア研究家で炎上ウォッチャーの城戸譲氏は、この現象の背景に、アスリートに対する過度な神格化があると指摘する。2024-25シーズンのNBA観戦で仲睦まじい姿を見せた大谷夫妻だが、私生活の詳細が明らかになるたびに、一部ファンから拒否反応が起きている。

羽生結弦にも起きた神格化の反動

城戸氏は、かつて羽生結弦選手が結婚を発表した際にも同様のバッシングが起きたことを例に挙げる。「当時、羽生さんに向けられた声を思い出すと、『人間離れした妖精』から急に世俗的になったかのようなギャップに驚く声が少なくなかった」と振り返る。多くのメディアが「国民の関心事=報道価値がある」として飛びついた結果、悲しい結末を招いたという。

「アイドルはトイレに行かない」神話の終焉

城戸氏は、国民が結婚報道に至るまで、羽生選手に対してある種の幻想を抱いていたと分析する。「つまりは『人間・羽生結弦』ではなく、アスリートもしくはパフォーマーとして見ていたのだ。それは当然、素顔ではなく、意図して着飾った姿だが、それを羽生さんの本質だと錯覚していたのではないか」と述べる。

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かつて「アイドルはトイレに行かない」という都市伝説があった。それはアイドルが純真無垢な存在であり、そこから外れた者は売れないという価値観を反映していた。事務所サイドもイメージが損なわれないよう、徹底して管理していた。しかし、アイドルの基準が「ファンから神格化される存在」から「ファンが成長に介入できる身近な存在」へと移り変わるにつれて、価値観も変化した。

スポーツ選手にも求められる「身近な存在」への変化

城戸氏は、スポーツ選手も「育ててもらう身近な存在」になるタイミングが来ているかもしれないと指摘する。ただし、「大谷選手や羽生さんのような一流アスリートは、トップアイドルとは比にならないスケールであることは忘れてはならない」と警鐘を鳴らす。大谷選手の第2子ニュースに起きた年子バッシングは、神格化された存在が現実の人間として振る舞うことへの違和感が表面化した例と言える。

豪邸報道でも噴き出した嫌悪感

過去には大谷選手の豪邸購入報道に対しても、一部から「嫌悪感」が噴出した。城戸氏は、こうした反応の背景には、ファンが選手に対して抱く過度な期待と所有欲があると分析する。選手の私生活が明らかになるたびに、幻想が壊れることへの恐れがバッシングとして現れるのだという。

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