鷹で団地の害鳥対策!神代団地で放鷹が鳩やカラスを撃退、糞害激減
鷹で団地の害鳥対策!神代団地で放鷹が鳩やカラスを撃退

東京都調布市にある神代団地では、鷹匠による「放鷹」が鳩やカラスなどの害鳥対策として導入され、糞害やゴミ荒らしの激減に成功している。この取り組みは、住民からの相談を基に実施されており、特に神代団地は相談数が多いため、定期的に行われている。

放鷹の仕組みと効果

放鷹は、訓練された鷹を放ち、鳩やカラスを追い払う伝統的な手法だ。神代団地は豊かな森と川に囲まれた大規模団地で、鳥たちにとって居心地の良い環境であるため、対策が不可欠だった。鷹匠の小美濃さんは「基本的には住民からの申し出を受け、現地をヒアリングして対策を行う団地を決定しますが、神代団地は相談数が多いため、例外的に定期的に行っています」と説明する。

実際に、放鷹が行われると、鳩やカラスは姿を消し、糞害やゴミの散乱が大幅に減少した。団地の敷地内を流れる野川も鳥の餌場になっていたが、放鷹により鳥の飛来が抑制されている。

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住民や見学者の反応

この定期放鷹は住民以外も見学可能で、鳥好きや写真好きの間でちょっとしたイベントとなっている。小美濃さんは「特にイベント化しているわけではありませんが、急にベランダに鷹が現れると驚かれるので、ポスターなどで広報しています」と語る。

取材当日も、多くの見学者が集まった。九州から2週間前に引っ越してきた女性は「団地で鷹が見られるなんて、すごく好きな雰囲気です」と目を輝かせた。また、昔この地域に住んでいた男性は「先月訪れたときに放鷹の日だったが、終盤で見られなかったので、今日はちゃんと見たいと思いました」と語り、新しく購入したカメラで鷹を撮影していた。

見学した人々は「すごくかっこよかった」「鷹匠ってすごい」と感想を述べ、放鷹が団地の自然環境のPRにも一役買っている。

家庭でできる対策

放鷹は効果的だが、家庭でもできる最大の防衛策は「清掃」だと専門家は指摘する。餌となる生ゴミや食べ残しを放置しないことが、鳥を寄せ付けない基本である。神代団地では、住民の協力もあり、放鷹と清掃の組み合わせで害鳥被害を大幅に減らしている。

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