新型アウディQ3シリーズ、フルモデルチェンジで大幅進化
日本でも人気のコンパクトSUV、アウディ「Q3」シリーズがフルモデルチェンジを遂げた。第3世代となる新型は、デザイン、デジタル機能、効率性のすべてにおいて大幅に進化しているという。アウディジャパンのプレスリリースでは「第3世代となったQ3シリーズは、デザイン、デジタル機能、そして効率性のすべてにおいて大幅に進化しています」と強調されている。
2つのボディタイプ:標準モデルとスポーツバック
先代と同様、標準モデルとクーペ的な車体のスポーツバックの2種類を用意。フロントマスクは大型化したグリルと幅13mmの細めのヘッドランプの組み合わせで新しさを感じさせる。アウディ自身は「ワイド&ローを強調した筋肉質なプロポーション」と形容しており、スポーティな印象を強めている。リアビューもコンビネーションランプが上下2分割になるなど、一目で新型と分かる意匠だ。
2万5600個のマイクロLEDが実現する先進ライティング
灯火類にはデジタル技術が満載。デジタルマトリクスLEDヘッドライトは、幅約13mmのモジュールに2万5600個のマイクロLEDを搭載。照射性能が大幅に向上したほか、「カミングホーム/リービングホーム」「オリエンテーションライト」「レーンライト」などの機能を備える。
「カミングホーム/リービングホーム」は、出発時と帰宅時に車両前方にアニメーションを投影する機能。アウディエンブレムも表示される。「オリエンテーションライト」は走行路面に2本のラインを投影し、車線中央の走行をアシスト。「レーンライト」は車線変更時に方向指示器と連動して車線端にライティング画像を映し出す。
パワートレインの選択肢:2リッターエンジン+クワトロ vs 1.5リッターFF
積極的にドライブを楽しみたい人には、2リッターエンジン+クワトロシステムとスポーツバックボディの組み合わせがより良い選択肢となる。一方、居住性重視で運転支援システムやデジタル技術による日常の快適性を求める人には、110kWで前輪駆動の標準モデルで十分満足できるだろう。1.5リッターエンジンには低負荷時に気筒休止して燃費を稼ぐシリンダーオンデマンド(COD)機能を搭載する。
試乗での実体験と改善点
実際の試乗では、デジタル技術の進化を体感できたが、いくつかの改善点も見られた。例えば、ライティング機能の一部は実体験できなかった点が惜しまれる。しかし、全体的にはデザイン、デジタル機能、効率性のバランスが取れた仕上がりとなっている。
新型Q3シリーズは、コンパクトSUV市場において、デジタル技術を前面に打ち出した競争力のあるモデルといえる。



