マウスコンピューターの14型モバイルノートPC「MousePro C4-A5A01BK-D」は、約1.31kgの軽量ボディにAMD Ryzen 5 7535HSプロセッサを搭載し、16:10のWUXGAディスプレイや顔認証、MIL-STD-810H準拠の堅牢性を備えたビジネス向けノートPCだ。実機を試用し、業務での使い勝手や性能を検証した。
約1.31kgの軽量ボディと堅牢性
「MousePro C4-A5A01BK-D」は、14型ディスプレイを搭載しながら本体サイズは315.6(幅)×226(奥行き)×19.7(高さ)mm、質量は約1.31kg。画面の見やすさと持ち運びやすさを両立している。従来モデル「MousePro C4-I7U01BK-C」より約100g軽くなったが、バッテリーは着脱式から内蔵式に変更された。容量は55Whから60Whに増え、動画再生時の駆動時間は約6.5時間から約8時間へ、アイドル時は約15時間から約17.5時間へ伸びた。
筐体は黒を基調としたシンプルなデザインで、質感は高い。アメリカ国防総省制定のMIL規格(MIL-STD-810H)に準拠した信頼性テストのうち、衝撃・運送時落下、低圧(高度)、高温、低温、温度変化、湿度、振動、船舶振動の8項目をクリアしている。
16:10ディスプレイと充実のインタフェース
ディスプレイは14.0型のノングレア液晶パネルで、解像度はWUXGA(1,920×1,200)、アスペクト比は16:10。フルHDより縦に広く、一度に表示できる情報量が多い。視野角は広いが、色域はそれほど広くなく、あざやかな赤や緑などが若干地味に見える場合がある。HDMI経由で最大4K(3,840×2,160)/144Hz、USB Type-C経由で最大4K/120Hzの映像出力に対応する。
インタフェースは本体背面に電源端子、HDMI、USB 3.2 Gen 2 Type-C(映像出力とUSB PD対応)、左側面にUSB 3.2 Gen 1 Type-A、LAN、セキュリティスロット、右側面にUSB 3.2 Gen 1 Type-A(常時給電対応)、microSDカードリーダー、ヘッドセット端子を搭載。キーボードはキーピッチ約19.1mm、キーストローク約1.3mmで、適度なクリック感がある。十字キーは位置がほかより一段下がり、区別しやすくなっている。
セキュリティ機能とパフォーマンス
セキュリティ面では、Secured-Core PC規格に対応し、Windows Hello顔認証対応のWebカメラ(有効画素数約500万画素)を内蔵。プライバシーシャッターも備える。さらに、人の存在を検知して自動でロックやスリープ解除を行うHPD(Human Presence Detection)に対応している。
CPUはAMD Ryzen 5 7535HS(6コア12スレッド/最大4.55GHz)、グラフィックスはAMD Radeon 660M。標準構成ではメモリ8GB(シングルチャネル)、ストレージは256GB M.2 SSD(NVMe対応)。ベンチマークでは「PCMARK10」総合スコア5636(Essentials 8205、Productivity 10600、Digital Content Creation 5586)、「3DMARK Time Spy」は1139(グラフィックスコア1004、CPUスコア4881)を記録した。Officeアプリやオンライン会議は快適に動作し、軽めの写真・動画編集も対応可能。ただし、解像度の高い画像や動画を扱う場合は、メモリやストレージの増設を検討するのがよさそうだ。BTOでメモリは最大64GB、ストレージはPCIe Gen 4x4接続SSD最大4TBまで選択できる。
価格は164,780円~(8月16日時点、マウスコンピューター通販サイト)。据え置きでもモバイルでも使いやすく、オフィスでの事務作業や外回り、在宅勤務など、業務の内容や形態を問わず活躍する1台といえる。



