名古屋市交通局は9月3日、名古屋市営地下鉄各線においてクレジットカード/デビットカード/プリペイドカードのタッチ決済(EMVコンタクトレス決済)を利用した乗車サービス「クレカ乗車(タッチ決済)」を開始する。タッチ決済に対応する物理カード、またはスマートフォンを利用して、タッチ決済対応自動改札機(※1)にタッチすることで利用できる。
(※1)タッチ決済対応の改札機が配備されていない駅(改札口)では、係員のいる改札口に申し出る必要がある。
市営地下鉄全駅で利用可能
名古屋市営地下鉄がクレカ乗車を導入する。名古屋市営地下鉄の全駅で利用できる。
クレカ乗車の導入は、三井住友カードが提供するプラットフォーム「stera transit」を活用したもので、Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners Club/Discover/UnionPay(銀聯)の各ブランドのタッチ決済に対応している。
名鉄のクレカ乗車対応駅でも乗降可能
名古屋市営地下鉄では、東山線の上小田井駅(名古屋市西区)と赤池駅(愛知県日進市)、上飯田線の上飯田駅(名古屋市北区)を除いて名古屋鉄道(名鉄)との相互直通運転を行っている。
名鉄では既に一部の駅でタッチ決済による「クレカ乗車」に対応しているが(参考リンク)、名鉄のクレカ乗車対応駅との相互間であれば、タッチ決済で乗降できる。8月17日時点で名鉄のクレカ乗車に対応している駅は以下の通りだ。
- 犬山線:犬山駅
- 名古屋本線:東枇杷島駅、神宮前駅、金山駅、名鉄名古屋駅、本星崎駅、名鉄一宮駅、新木曽川駅、須ヶ口駅、名鉄岐阜駅
- 空港線:中部国際空港駅
- 河和線:知多武豊駅
- 西尾線:西尾駅
名古屋市営地下鉄からクレカ乗車して、上記以外の名鉄の各駅で出場する際は乗車した「全区間」の運賃を現金か交通系ICカードで支払う必要がある。この場合、乗車に使ったカード/スマホは名古屋市営地下鉄および名鉄線での次回乗車で使えなくなるため、以下の手続きが必要となる。
- 名鉄の下車駅での精算時に「下車駅証明書」を受け取る
- 名古屋市営地下鉄の駅または名鉄のクレカ乗車対応駅の改札口に行く
- 入場(乗車)時に使ったカード/スマホと下車駅証明書を提示して、入場記録の取り消しをしてもらう
名古屋市交通局では、名鉄線をまたいで乗車をする場合は交通系ICカードまたは磁気きっぷ(連絡乗車券)の利用を推奨している。
クレカ乗車は名鉄線にまたがる乗車にも対応するが、名鉄側でクレカ乗車に対応する13駅での乗降に限られる(出典:名古屋鉄道)。



