星野リゾート、2027年に4施設開業へ 福井・奈良・佐賀・福島で新たな旅を提案
星野リゾート、2027年に4施設開業 福井・奈良・佐賀・福島

星野リゾートは2027年に全国で4つの新施設を開業する。福井県勝山市の「リゾナーレ福井」、奈良県明日香村の「星のや飛鳥」、佐賀県の「界 嬉野」、福島県の「BunkLodge NEKOMA by 星野リゾート」だ。既存施設でも「ホテル帰省」の提案や宿泊予約システム「FleBOL」の機能拡充など、新たな取り組みが相次ぐ。

2027年9月、北陸初のリゾナーレが福井に誕生

「リゾナーレ福井」は2027年9月10日に開業する。北陸エリア初のリゾナーレで、福井県立恐竜博物館の隣に位置し、「恐竜の森のデザイナーズホテル」をコンセプトとする。東京・名古屋・大阪から飛行機や新幹線で約2~3時間でアクセスできる。

広大な森を360度見渡すロケーションが特徴で、デザイン監修は「クライン ダイサム アーキテクツ」が担当。最上階には「パノラマ・ウェルネスフロア」が誕生し、絶景を望むパノラマプールも備える。

星野リゾート代表の星野佳路氏は「福井県立恐竜博物館とお互いにとってプラスになるようにできれば」と話し、大都市圏やインバウンド客が博物館を訪れる際の宿泊先として、また施設誕生によって博物館の来訪者増加を狙う。

2027年、奈良・佐賀・福島に新施設

「星のや飛鳥」は2027年7月22日に開業。明日香村は2026年7月に「飛鳥・藤原の宮都」として世界遺産に登録されており、コンセプトは「気に満ちた丘の辺」。全35室のオールスイートで、地域の景観を守る「明日香法」に倣い平屋づくり・日本瓦の屋根となる。石舞台古墳から着想を得た岩を用いたソファも設置される予定だ。

「界 嬉野」は2027年夏に開業予定で、佐賀県初進出となる。嬉野温泉や嬉野茶を楽しめる全28室が「里山便り坪庭の間」で、すべて坪庭を望む露天風呂付き。スパトリートメント施設「美肌小舎」を備え、入浴とスパの組み合わせを提案する。設計デザインは「界 宮島」も手がけた小大建築設計事務所が務める。

「BunkLodge NEKOMA by 星野リゾート」は2027年1月12日に開業。震災以降休館していた施設で、滑ることに特化したリーズナブルな滞在を提供する。料金はスタンダードプラン(6名利用時)が1人1泊3,200円から。

年末年始は「ホテル帰省」、予約システムも進化

「OMO by 星野リゾート」は2026年12月26日~2027年1月3日の年末年始期間、実家近くのOMOを拠点に帰省する宿泊者に「OMO帰省パスポート(無料)」を配布する。これにより、通常は宿泊者限定の夜のイベント「ローカルリズムナイト」に実家の家族も参加できる。例えばOMO7大阪では「PIKAPIKA 祭 NIGHT」を開催している。

宿泊予約システム「FleBOL」は、2025年に界・LUCYから導入が始まり、2026年にはOMO・BEB・星のや・リゾナーレで順次導入。現在は人数・部屋タイプ・宿泊プラン・日程の変更が可能で、2026年から2027年にかけて「食事」の変更機能も順次導入する。チェックイン当日でも朝9:00までならシステム上で食事をキャンセルできる。星野リゾート公式サイトから予約した場合に適用され、施設によっては対象外のケースもある。

星野代表は「タビマエの体験の充実が、これからの旅行の質を決める上で重要だと思っています。体験したいものを、それぞれのお客様がスマートフォンで自由に予約でき、自由に変更でき、自由にキャンセルでき、自由に延期できる。そういった世界を目指しています」と話している。