2025年大阪・関西万博で実証実験、空飛ぶクルマの有人飛行へ
大阪万博で空飛ぶクルマ有人飛行へ、実証実験

2025年大阪・関西万博で、空飛ぶクルマの有人飛行実証実験が行われることが明らかになった。米スタートアップのJoby Aviationなど複数の企業が参画し、万博会場周辺で試験飛行を実施する計画だ。

実証実験の概要と参加企業

この実証実験は、万博の開幕から約2カ月後の2025年4月から6月にかけて行われる予定。Joby Aviationのほか、日本の航空関連企業や研究機関も協力する。実験では、垂直離着陸が可能な電動航空機(eVTOL)を使用し、有人飛行の安全性や騒音、航続距離などを検証する。

Joby Aviationは、米国連邦航空局(FAA)の認証取得を目指して開発を進めており、すでに有人飛行試験を実施している。同社の機体は、最大速度時速320キロ、航続距離約240キロを誇り、5人乗り(パイロット含む)の設計となっている。

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万博での飛行ルートとスケジュール

飛行ルートは、万博会場の人工島「夢洲」と、大阪市内のヘリポートを結ぶ約10キロの区間が想定されている。所要時間は約10分を見込む。万博期間中は、一般来場者を対象とした体験搭乗も検討されているが、現時点では詳細は未定だ。

経済産業省と国土交通省は、空飛ぶクルマの社会実装に向けた制度整備を進めており、万博での実証実験はその重要なステップと位置付けている。政府は2025年を「空飛ぶクルマの実用化元年」とし、2020年代後半には都市部での定期運航を目指している。

安全性と騒音対策

実証実験では、安全性の確保が最優先事項となる。万博期間中は、周辺の航空管制や気象条件を考慮し、厳格な安全基準の下で飛行が行われる。また、騒音対策として、機体の静音性が重視されており、Joby Aviationの機体は一般的なヘリコプターと比較して約100倍静かだとされる。

万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に合わせ、空飛ぶクルマは次世代モビリティの象徴として注目を集めている。実証実験の結果は、今後の都市交通や物流の変革に大きな影響を与えると期待される。

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