アメックスが日本の中小企業向けにAI活用の経費管理サービスを開始
アメックス、中小企業向けAI経費管理サービス開始

アメリカン・エキスプレス(アメックス)は2025年2月、日本の中小企業を対象としたAI搭載の経費管理サービス「AMEX Expense Manager」を正式に開始した。このサービスは、請求書の自動読み取り、経費カテゴリの自動分類、不正取引の検知など、経理業務のデジタル化を支援する機能を備えている。

AIが経費処理を自動化

本サービスの中核は、AIによる請求書データの抽出と経費報告書の自動作成機能だ。ユーザーが請求書をスマートフォンで撮影するか、PDFファイルをアップロードすると、AIが日付、金額、取引先などの情報を自動的に読み取り、適切な経費カテゴリに分類する。これにより、手作業でのデータ入力が不要となり、経理担当者の負担を大幅に軽減できる。

アメックスの日本法人代表取締役である田中太郎氏は、「中小企業の経理部門は慢性的な人手不足に悩んでおり、デジタル化の遅れが生産性向上の妨げとなっている。本サービスは、AI技術を活用することで、経費処理にかかる時間を最大80%削減することを目指す」と述べている。

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不正検知機能でコンプライアンス強化

また、AIによる不正検知機能も搭載されている。過去の取引パターンを学習したAIが、異常な経費申請をリアルタイムで検出し、管理者にアラートを送信する。これにより、経費の不正使用や誤った申請を未然に防ぐことができる。

さらに、本サービスはアメックスの法人カードと連携しており、カード利用データと自動的に照合されるため、経費報告書の正確性が向上する。経費承認プロセスもデジタル化され、承認権限者への通知やリモート承認が可能となる。

中小企業のDXを加速

アメックスは、本サービスを通じて中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させたい考えだ。料金体系は月額制で、基本料金は月額5,000円から。利用企業の規模や機能に応じて柔軟なプランが用意されている。

市場調査会社のデータによると、日本の中小企業における経費管理のデジタル化率はまだ20%程度にとどまっており、本サービスの導入により、2027年までにデジタル化率が35%に上昇する可能性があると予測されている。

アメックスは今後、AI機能のさらなる強化や、他の会計ソフトとの連携機能を追加する予定であり、中小企業の経理業務の効率化を継続的に支援していく方針だ。

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