トヨタ、新型EV「bZ4X」改良で航続距離600km超え、2026年投入へ
トヨタ、新型EV「bZ4X」改良で航続距離600km超え

トヨタ自動車は、2026年に発売を予定している改良型電気自動車(EV)「bZ4X」の航続距離を、現行の約470kmから600km以上に延ばす方針を固めた。これは、バッテリー容量の増加と車両全体のエネルギー効率改善によるもので、現行モデル比で約3割の向上となる。価格は、現行の約600万円から大幅な値上げは避け、同等かやや上昇した水準に設定する見通し。

改良のポイント:バッテリーと効率化

改良型bZ4Xでは、バッテリーのエネルギー密度を高めるとともに、モーターやインバーターなどの電動パワートレインの効率を向上させる。また、空力性能の改善や車体軽量化も図り、航続距離の延伸に貢献する。トヨタは、2026年までに次世代バッテリーの量産化を目指しており、同車にはその技術の一部が投入される可能性がある。

競合との比較と市場戦略

現在、EV市場ではテスラ「モデルY」(航続距離約580km)やヒョンデ「アイオニック5」(同約500km)などが競合となる。bZ4Xが600km超えを達成すれば、同セグメントでトップクラスの航続距離となり、競争力が大幅に向上する。トヨタは、2026年までにEVのラインアップを拡充し、30車種以上を投入する計画で、bZ4Xの改良はその一環。

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生産と販売計画

改良型bZ4Xは、トヨタの愛知県田原工場などで生産される見通し。2026年の発売開始後、まず日本市場で投入し、その後、北米、欧州など主要市場に順次展開する。トヨタは、2030年までに年間350万台のEV販売を目標としており、bZ4Xはその中核モデルの一つに位置づけられる。

業界への影響

トヨタが航続距離600km超えのEVを投入することで、他社もさらなる技術開発競争を強いられる可能性がある。特に、日本の自動車メーカー間でのEVシフトが加速し、バッテリーサプライチェーンや充電インフラの整備が急がれる。トヨタの動きは、EV市場全体の普及促進につながると期待される。

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