トヨタとBMW、水素エンジン車で協業拡大へ
トヨタとBMW、水素エンジン車で協業拡大へ

トヨタとBMW、水素エンジン車で協業拡大へ

トヨタ自動車とドイツのBMWグループは、燃料電池車(FCV)の開発において協業を強化すると発表した。両社は2028年までに量産型FCVを市場に投入する目標を掲げ、水素社会の実現に向けたインフラ整備も共同で推進する。

協業の詳細

今回の協業では、トヨタが持つ燃料電池システムの技術と、BMWの車両プラットフォームや生産技術を組み合わせる。具体的には、トヨタが開発した燃料電池スタックや水素タンクをBMWの車両に搭載し、両社のブランドで販売する予定だ。また、水素ステーションの整備や水素供給網の構築についても協力する。

トヨタの豊田章男社長は、「水素はカーボンニュートラル実現の鍵となるエネルギー源だ。BMWとの協業を強化することで、水素社会の実現を加速させたい」と述べた。一方、BMWのオリバー・ツィプセCEOは、「水素エンジンは電気自動車(EV)に次ぐ重要な技術であり、トヨタとの協業でその可能性を最大限に引き出したい」とコメントしている。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

業界への影響

この協業は、自動車業界における水素技術の普及に大きな影響を与えると見られる。両社は2023年までに水素エンジン車の実証実験を開始し、2025年には市販車の投入を目指す。これにより、水素エンジン車の市場が拡大し、EV一辺倒だった電動化戦略に新たな選択肢が加わることになる。

専門家は「トヨタとBMWの協業は、水素技術のコスト削減とインフラ整備を加速させるだろう。特に、大型車や長距離走行が求められる商用車分野での水素エンジンの活用が期待される」と分析している。

今後の展開

両社は今後、燃料電池システムの小型化・低コスト化を進めるとともに、水素の製造から供給までのサプライチェーンを構築する。また、他の自動車メーカーやエネルギー企業との協業も視野に入れており、水素エコシステムの拡大を目指す。

トヨタはこれまでに、燃料電池車「ミライ」を販売しており、BMWも水素エンジン車のコンセプトモデルを公開している。両社の協業により、水素エンジン車の実用化が一気に進む可能性がある。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ