日本でも人気のコンパクトSUV、アウディ「Q3」シリーズがフルモデルチェンジ。デジタル技術を満載した新型車にモータージャーナリストの小川フミオ氏が試乗し、その印象を語った。
後席の設計が大きく改善
試乗で特に評価されたのが後席の設計だ。先代モデル、特にQ3スポーツバックはサイドウインドウを内側に倒すタンブルフォーム・デザインを採用していたため、後席に座ると頭がサイドウインドウにぶつかるような圧迫感があった。しかし新型Q3ではこの点が見直され、スポーツバックでも頭上空間に余裕が生まれた。後席に人を乗せる機会の多いユーザーには朗報と言える。
買い得感の高い価格設定
新型Q3シリーズのラインナップと価格は以下の通り。
- Q3 TFSI 110kW advanced:550万円
- Q3 TFSI quattro 150kW advanced:607万円
- Q3スポーツバック TFSI 110kW advanced:571万円
- Q3スポーツバック TFSI quattro 150kW advanced:628万円
110kWモデルの550万円という価格も魅力的だが、57万円高で150kWのクワトロが選べる点は買い得感が高い。小川氏は「自身の用途に合わせて選んで損はない」とコメントしている。
主要スペック
アウディQ3スポーツバック 110kW(カッコ内は150kWモデル)のスペックは以下の通り。
- ボディサイズ:全長4530mm×1860mm×1610mm(1570mm)
- ホイールベース:2680mm
- 車重:1610(1700)kg
- パワートレイン:1497cc 4気筒マイルドハイブリッド(1984cc 4気筒)
- 駆動方式:前輪駆動(全輪駆動)
- 最高出力:110kW/5000〜6000rpm(150kW/4500〜6000rpm)
- 最大トルク:250Nm/1500〜3500rpm(320Nm/1500〜4400rpm)
- 変速機:7段デュアルクラッチ
- 乗車定員:5名
- 燃費:15.6(12.1)km/L(WLTCモード)
- 価格:571(628)万円
新型Q3シリーズは、デジタル技術の充実に加え、実用性と価格のバランスが取れた一台として注目される。



