EVシフト加速も充電インフラ整備が課題に、日本政府が新たな補助金制度を導入
EVシフト加速も充電インフラ整備が課題に

政府がEV充電インフラ整備に新補助金

日本政府は、電気自動車(EV)の普及を加速させるため、充電インフラの整備を支援する新たな補助金制度を導入する方針を固めた。経済産業省が中心となり、2025年度までに全国で充電器を30万基設置する目標を掲げている。現在、国内の充電器設置数は約3万基にとどまっており、大幅な拡充が必要とされている。

補助金の概要と対象

新制度では、高速道路のサービスエリアや商業施設、集合住宅などへの充電器設置に対して、設置費用の一部を補助する。補助率は最大で2分の1程度を見込んでおり、事業者や自治体の負担を軽減する狙いだ。また、急速充電器の設置には特に手厚い補助が行われる予定で、これにより長距離移動時の利便性向上を図る。

業界団体の反応

日本自動車工業会の豊田章男会長は、「充電インフラの整備はEV普及の鍵を握る。政府の支援を歓迎するが、持続可能なビジネスモデルの構築も重要だ」と述べた。また、充電サービス事業者からは「補助金だけに頼らず、利用者負担の適正化も必要」との声が上がっている。

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国際的な動向と日本の課題

世界的にEVシフトが加速する中、中国や欧州では充電インフラ整備が急速に進んでいる。中国では2022年末時点で約520万基の充電器が設置されており、日本は大きく遅れを取っている。政府は今回の補助金制度に加え、規制緩和や標準化の推進など、総合的な施策を打ち出す方針だ。

今後のスケジュール

新たな補助金制度は、2024年度の補正予算案に盛り込まれ、早ければ2024年夏にも申請受付を開始する見通し。政府は2025年度までに30万基の充電器設置を達成し、2030年までにEV新車販売比率を30%にする目標を掲げている。

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