大分県日出町は18日、二酸化炭素などの温室効果ガスを排出しない電気自動車(EV)を、公用車として、また住民・観光客の足として活用するカーシェアリング事業を開始した。町によると、EVの公用車を活用したカーシェアは県内で初めてで、環境負荷の軽減や、町内の観光地への二次交通の充実を図る。
協定に基づく取り組み
町は5月、石油販売会社「新出光」(福岡市)など3社と、温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の推進や観光PRに関する包括連携協定を締結している。カーシェアはこの協定の一環で、同社が日産自動車のEV「サクラ」(4人乗り)1台を有償で町に貸し出している。
平日の午前7時半~午後5時15分は公用車として使い、土日や祝日などの閉庁日には観光客や地域住民に貸し出す。カーナビやドライブレコーダーなどを備え、フル充電時だと約150キロ・メートル走行できるという。
試乗会も開催
この日はEVを置く拠点(ステーション)がある町の観光施設「二の丸館」で試乗会が行われた。安部徹也町長が運転手を務め、EVはほとんど音を立てずに発進していた。試乗を終えた安部町長は、「走り出しが滑らかで乗り心地も良かった」と笑顔を見せた。



