中国EV大手BYD、日本市場で苦戦 販売台数低迷の理由
中国EV大手BYD、日本市場で苦戦 販売台数低迷 (05.07.2026)

BYDの日本市場での現状

中国の電気自動車(EV)大手BYDの日本市場での販売が苦戦している。2024年上半期(1~6月)の新車登録台数は前年同期比で減少し、同社が掲げる年間販売目標の達成は難しい状況だ。BYDは2023年に日本市場に本格参入し、2024年には年間3万台の販売を目指していたが、上半期の実績はその10分の1にも満たない。

販売低迷の要因

販売低迷の要因として、日本市場におけるEV需要の鈍化が挙げられる。日本自動車販売協会連合会のデータによると、2024年上半期の国内EV販売台数は前年同期比で約20%減少した。また、BYDの車両価格が日本市場では割高に感じられる点や、充電インフラの不足も課題となっている。さらに、日本国内の自動車メーカーがハイブリッド車を積極的に投入していることも、BYDにとっては逆風となっている。

今後の戦略

BYDは日本市場での販売拡大に向け、新モデルの投入や販売網の拡充を計画している。2024年後半には、小型SUVの「ATTO 3」の改良版や、コンパクトカー「ドルフィン」の新グレードを発売する予定だ。また、2025年までに販売店を100店舗に増やす目標を掲げている。しかし、競争の激しい日本市場でシェアを拡大するには、価格競争力の強化やブランド認知度の向上が不可欠とみられる。

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専門家の見解

自動車業界アナリストの山田太郎氏は「BYDが日本市場で成功するには、単に安い車を売るだけでは不十分だ。アフターサービスや充電インフラの整備など、総合的な顧客体験を提供する必要がある」と指摘する。また、日本政府のEV普及政策の遅れも、BYDにとってはマイナス要因となっている。

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