BYD、日本で販売台数1万台を達成
中国の電気自動車(EV)大手BYD(比亜迪)は2025年3月、日本市場における累計販売台数が1万台を突破したと発表した。同社は2023年2月に日本市場に本格参入しており、約1年半での達成となる。
BYDは日本で「ATTO 3」「ドルフィン」「シール」の3モデルを販売。2024年には日本のEV市場シェアで約2%を占め、輸入EVブランドとしてトップクラスの実績を誇る。同社の日本法人、ビーワイディージャパン(横浜市)の担当者は「日本のお客様にEVの魅力を伝えられており、今後も販売網を拡大する」とコメントしている。
日本市場での戦略と課題
BYDは日本市場で、他国と比べて低価格なモデルを投入し、販売チャネルを拡大。2025年までに全国に100店舗を開設する計画で、現在約50店舗で販売を行っている。しかし、日本では充電インフラの不足や、国産メーカー(トヨタ、日産、ホンダ)との競争が課題となっている。
日本自動車販売協会連合会のデータによると、2024年の日本国内のEV販売台数は約8万9千台で、前年比で約15%増加。BYDの1万台は全体の約11%に相当し、日本市場での存在感が高まっている。
今後の展望
BYDは2025年以降、日本市場に新型SUVや高級セダンを投入する計画。また、バッテリー交換ステーションの設置も検討しており、中国に続く重要な海外市場として位置づけている。



