中国、EV用スーパー充電バッテリー開発 15分でフル充電
中国、EV用スーパー充電バッテリー 15分でフル充電

CATLが新型バッテリー「神行」を発表

中国の電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は16日、電気自動車(EV)向けの新型バッテリー「神行(Shenxing)」を発表した。このバッテリーは、わずか15分の充電で400キロメートルの走行が可能という、驚異的な性能を誇る。

リン酸鉄リチウムイオン電池を採用

「神行」は、リン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池を採用。LFP電池は、従来の三元系リチウムイオン電池に比べてコストが低く、安全性が高いとされる。CATLによると、同社の独自技術により、LFP電池のエネルギー密度を大幅に向上させ、急速充電性能を実現したという。

2024年から量産開始

CATLは、2024年から「神行」の量産を開始する計画だ。同社はすでに、複数の自動車メーカーと供給契約を結んでおり、2024年には「神行」搭載のEVが市場に登場する見込み。CATLの広報担当者は「このバッテリーは、EVの普及を加速させる画期的な製品だ」と述べている。

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EV市場への影響

「神行」の登場は、EV市場に大きな影響を与えると予想される。現在、EVの最大の課題の一つは充電時間の長さだが、このバッテリーにより、ガソリン車の給油時間に近い充電時間が実現する。アナリストは「充電インフラの整備と相まって、EVの需要がさらに拡大するだろう」と分析している。

中国の電池産業の強み

中国は世界最大のEVバッテリー生産国であり、CATLは世界シェア約3分の1を占めるトップメーカーだ。今回の「神行」開発は、中国の電池産業の技術力の高さを示すものと言える。中国政府は、EVとバッテリー産業を戦略的に支援しており、今後も技術革新が続くとみられる。

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