アウディ ジャパンは2026年10月21日、プレミアムミッドサイズSUV「Q5」とSUVクーペ「Q5 Sportback」に前輪駆動(FWD)モデルを追加し、全国127店舗(現時点)のアウディ正規ディーラーで発売した。グレードはそれぞれ「advanced LE」と「advanced」の2種類を用意する。
前輪駆動モデルの特徴
2008年の登場以来、ヨーロッパのミッドサイズSUVセグメントをけん引してきたQ5。現行モデルは3代目で、新設計のプラットフォーム「PPC」(Premium Platform Combustion)をQファミリー(アウディのSUVシリーズ)として初めて採用している。
今回、Q5とQ5 Sportbackのガソリンターボ「TFSI」エンジン搭載車に前輪駆動モデルを設定。街中での走行が中心で、四輪駆動にこだわらないユーザーのニーズに応える。SUVらしいスタイルや広い室内、荷室容量(Q5が520L、Q5 Sportbackが515L)はそのままに、前輪駆動ならではの軽快な走りと優れた効率を実現したという。
パワートレインと燃費
パワートレインは、最高出力150kW(204PS)、最大トルク340Nmを発生する2.0リッター直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンに、48Vマイルドハイブリッドシステム「MHEV plus」を組み合わせる。
電気モーターの「PTG」(パワートレインジェネレーター)は減速時に最大25kWのエネルギーを回収し、加速時には最大18kWの駆動力でエンジンをアシスト。一定の条件下ではエンジンを止めたまま走行することも可能だ。エンジン停止中もエアコンは作動する。トランスミッションは7速Sトロニック。WLTCモード燃費はQ5が14.7km/L、Q5 Sportbackが14.8km/Lとなっている。
グレード別装備と価格
エントリーグレードの「advanced LE」は、フロントにスポーツシートを採用。デコラティブパネルにはパッセージクロスのシート素材と「レーザーストラクチャー ブラック」を組み合わせる。「advanced」は、レザー/アーティフィシャルレザーのシート、マルチカラーアンビエントライティング、イルミネーテッドドアシルトリム(アルミニウム)、マットブラッシュトアルミニウムのデコラティブパネルなどを標準装備し、上質な室内空間を演出する。
両グレード共通で、ダイナミックターンインディケーター付きのマトリクスLEDヘッドライト、LEDリアコンビネーションライト、11.9インチの「バーチャルコックピットプラス」と14.5インチの「MMIタッチディスプレイ」で構成するOLED(有機EL)テクノロジーの「MMIパノラマディスプレイ」、Audi connect、スマートフォンワイヤレスチャージング、アウディサウンドシステム(8スピーカー)、3ゾーンオートマチックエアコン、アドバンストキーシステム、オートマチックテールゲートなどを標準装備する。
運転支援システムも充実しており、アダプティブクルーズアシストプラス、フロントエマージェンシーブレーキアシスト、サイドアシスト、エグジットワーニング、リヤクロストラフィックアシスト、パークアシストプラス、サラウンドビューカメラなどを備える。advancedには「S lineパッケージ」をオプションで用意。S lineエクステリアや19インチアルミホイール、スポーツシートなどを装備し、よりスポーティーな仕様を選ぶこともできる。
ボディカラーはアルコナホワイト、グレイシアホワイト メタリック、ミトスブラック メタリック、ナバーラブルー メタリック、ディストリクトグリーン メタリック、タンボラグレー メタリック、グレナデンレッド メタリックを含む豊富なスタンダードカラーを用意。advancedのS lineパッケージ装着車では、サヒールゴールド メタリック、ウルトラブルー メタリック、デイトナグレー パールエフェクトも選べる。さらに「Audi exclusive」によるスペシャルボディカラーも選択可能だ。
価格は以下の通り。
- Q5 TFSI 150kW advanced LE:749万円
- Q5 TFSI 150kW advanced:771万円
- Q5 Sportback TFSI 150kW advanced LE:784万円
- Q5 Sportback TFSI 150kW advanced:806万円