幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の先端技術見本市「シーテック」で、大手メーカーが新たな防災関連技術をアピールする展示が目立っている。熊本地震や千葉豪雨など大きな自然災害が今年も相次ぎ、防災のあり方も見直しが迫られる中での展示だ。
ゴジラ襲来から25万人を避難させるデジタルリハーサル
富士通はデジタル空間上で様々な防災対策を検証できる「デジタルリハーサル」の技術を提案。ゴジラの襲来前に、川崎駅周辺のフェス参加者25万人を避難させられるかを検証する体験を提供している。
来場者は「多言語対応の誘導スタッフ」や「DJポリス」の投入などの選択肢を組み合わせ、ゴジラ襲来までの1時間にできるだけ多くの人を避難させる最適解を模索する。
AIが避難計画の検証を支援
技術の核となるのは人工知能(AI)。様々な条件下での避難状況をシミュレーションし、最も効果的な避難計画の策定を支援する。
この展示では、ゴジラという非現実的な想定を用いることで、防災対策の重要性を直感的に理解できるようにしている。