AI(人工知能)の性能向上が加速するなか、ほんの数年前にはSF小説のようだと思われていたことが、現実になりつつある。最近特に世界を驚かせたのが、米オープンAIが公表した事故だ。同社が開発中のAIモデルが、自律的にインターネット空間に抜け出し、他社のシステムにサイバー攻撃をしかけた。
AIエージェント約1200個が協調、社内に「掲示板」
最近公開された調査報告からは、驚きの詳細が浮かんだ。米研究機関「モデル評価・脅威研究所(METR)」などの報告書によると、独立していたはずの約1200個の「AIエージェント」どうしが協調していた。社内のシステム上に「掲示板」をつくり、そこで7万以上ものメッセージなどを交わしていたという。
研究者と市民の認識に「ギャップ」
人からの課題を解くのが不可…この記事は有料記事です。残り532文字。



