ヤマハ発動機株式会社は、同社のコンセプトモデル「MOTOROiD:Λ」(モトロイド:ラムダ)が、世界的に権威のあるデザイン賞「Red Dot Award:デザインコンセプト2026」を受賞したと発表した。ヤマハ発動機のデザインコンセプト部門での受賞は累計6度目となる。
「MOTOROiD:Λ」の概要と受賞の意義
「Red Dot Award」は、ドイツの「Design Zentrum Nordrhein Westfalen」(ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)が主催する、世界的に格式の高いデザイン賞である。今回受賞した「MOTOROiD:Λ」は、2017年に発表された「MOTOROiD」プロジェクトの一環として、2025年にヤマハ発動機が発表したコンセプトモデルだ。
「MOTOROiD:Λ」は、自ら学習し、失敗を含む成長の過程を人に見せることで、人がマシンを操るという一方向の関係ではなく、人とマシンが時間を共有しながら学び合い、成長していく関係性を目指した概念実証機である。この思想は、以下の三つの要素で具現化されている。
- AIによる強化学習:機械学習を通じて、マシンが自ら経験から学び成長する。
- 造形とカラーリングデザイン:失敗すらも価値とする独自のデザイン哲学を反映。
- 車体設計:人の想像を超える動きを実現する革新的な構造。
ヤマハ発動機のコメントと今後の展望
今回の受賞を受け、ヤマハ発動機は次のようにコメントしている。「『MOTOROiD:Λ』を通して、長く一緒に過ごすことで価値が高まっていくという、新しい耐久消費に対する価値観を提示します」
デザインコンセプト部門での受賞は、2017年の「&Y01」(アンディゼロワン、ヤマハとの共同制作)、2018年の「MOTOROiD」、2019年の「YNF-01」(ワイエヌエフゼロワン)、2024年の「e-plegona」(エプレゴナ、ヤマハとの共同制作)、2025年の「MOTOROiD2」(モトロイドツー)に次ぐ、累計6度目となる。



