PS5 Proの正式発表と発売日
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は2024年9月10日、プレイステーション5(PS5)の上位モデル「PS5 Pro」を11月7日に発売すると正式に発表した。価格は11万9980円(税込)で、これはPS5の標準モデル(7万9980円)より約4万円高い価格設定となっている。また、PS5 ProはPS5シリーズとして過去最高の価格となる。
性能強化の詳細
PS5 Proは、GPUの性能が従来のPS5比で最大45%向上し、レイトレーシング性能は2〜3倍に強化された。また、AIを活用した超解像技術「PlayStation Spectral Super Resolution(PSSR)」を搭載し、4K/60fpsの安定したゲームプレイが可能になるという。ストレージは2TBのSSDを内蔵し、Wi-Fi 7にも対応する。
SIEの西野秀明社長は「PS5 Proは、最も要求の厳しいプレイヤーに向けて開発された。より没入感のあるゲーム体験を提供する」とコメントしている。
販売形態とアクセサリー
PS5 Proは、本体にDualSenseワイヤレスコントローラーと電源ケーブル、HDMIケーブル、USBケーブルが同梱されるが、縦置きスタンドは別売りとなる。また、ディスクドライブは非搭載で、別売りのUltra HD Blu-rayディスクドライブ(1万2980円)を接続することで物理ディスクの再生が可能になる。
予約は9月26日から順次開始される見込みで、ソニー直販サイト「PlayStation Direct」や家電量販店などで受け付ける。初回出荷台数は限定的とみられ、入手困難が予想される。
対応タイトルと今後の展開
発売時点で、PS5 Proに対応したゲームタイトルは40〜50本程度用意される見通し。既存のPS5ゲームもパッチ配信により対応が進む。SIEは「PS5 Pro Enhanced」のロゴを導入し、対応タイトルを明確にする方針だ。
アナリストの河村真樹氏(ゲーム業界専門)は「PS5 Proの価格は高額だが、コアゲーマーには十分な訴求力がある。特にレイトレーシングや高フレームレートを重視するユーザーに支持されるだろう」と分析する。一方で、一般ユーザーには標準モデルとの価格差が大きく、普及には時間がかかるとの見方もある。



