ソニーは2025年5月、完全ワイヤレスイヤホンの新フラッグシップモデル「WF-1000XM6」を発表した。本製品は、同社のノイズキャンセリング技術をさらに進化させ、従来機種「WF-1000XM5」と比較してノイズキャンセリング性能が約40%向上している。価格は3万9800円(税込)で、2025年6月に発売予定だ。
進化したノイズキャンセリングと新設計のドライバー
WF-1000XM6は、新開発の「HDノイズキャンセリングプロセッサQN1e」を搭載。これにより、低周波から高周波までのノイズをより効果的に低減する。特に、電車内やカフェなどの騒がしい環境での性能向上が顕著だと、ソニーのオーディオ事業部長は述べている。また、ドライバーには新設計の「8.4mmダイナミックドライバーX」を採用し、クリアで迫力のあるサウンドを実現した。
バッテリー駆動時間の延長と充電ケースの改良
バッテリー駆動時間は、本体のみで最大10時間、充電ケース併用で最大30時間と、前モデルから約2時間延長された。充電ケースはワイヤレス充電に対応し、USB-C充電にも対応。急速充電にも対応し、10分の充電で約60分の再生が可能だ。
装着感と操作性の向上
イヤホン本体は、人間工学に基づいて再設計され、より安定した装着感を実現。IPX4相当の防水性能も備え、ランニングなどのアクティブシーンでも使用できる。タッチセンサーによる操作は、感度が向上し、誤操作を低減。また、ソニーの「360 Reality Audio」や「DSEE Extreme」にも対応し、高音質な音楽体験を提供する。
WF-1000XM6は、ソニーのフラッグシップイヤホンとして、ノイズキャンセリング性能と音質で他社製品をリードすることを目指している。競合するAppleのAirPods ProやBoseのQuietComfort Earbudsに対抗する製品として、市場での注目を集めている。



