職場でのスマホ撮影は日常的に71.5%、SNS投稿は慎重に20.3% 境界線を調査
職場スマホ撮影71.5%、SNS投稿は20.3% 境界線調査

職場でスマートフォンを使った撮影を経験したビジネスパーソンは71.5%に達する。一方、飲み会の写真をSNSに投稿することを許容できる人は20.3%にとどまり、撮影と投稿の間には23.6ポイントの落差があることが、マイナビニュースの調査で明らかになった。調査は同社会員のビジネスパーソン492人を対象に2026年6月23日~7月20日にインターネットで実施した。

撮影は日常業務の一部に

職場で写真や動画を撮った経験がある人は71.5%(352人)で、うち「日常的にある」が26.6%、「たまにある」が38.0%、「1~2回だけある」が6.9%だった。撮影対象の上位は「ホワイトボード・会議メモ」42.6%、「製品・設備・作業現場」41.5%、「名刺・紙資料」38.9%、「PC・スマホの画面」34.7%、「飲み会・懇親会」31.8%(複数回答)。

「撮る」と「見せる」の段差

許容できる行動を尋ねたところ、「飲み会・懇親会で写真を撮る」は43.9%だったが、「同じ写真をSNSに投稿する」は20.3%に低下。「社内風景・デスクをSNS投稿」は12.0%、「業務チャット画面をSNS投稿」「社内セルフィーを背景に配慮せずSNS投稿」はともに7.5%だった。「あてはまるものはない」は33.9%。

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自由回答では「職場で写真を撮ることは当社ではアウト」(44歳、銀行)「撮るのは自由だが投稿はNG」(37歳、食品)「常識的に問題がなければ良い」(57歳、建設)など、立場が分かれた。

投稿経験者も4割超

撮影経験者352人のうち、職場に関する写真や動画を個人のSNSに投稿した経験がある人は42.0%(148人)。内訳は「日常的にある」11.9%、「たまにある」18.8%、「1~2回だけある」11.4%。「ない」は58.0%だった。投稿が職場との接点を持った体験として「一人で残業している写真をSNSに載せたら会社の人に見られた」(35歳、総合商社)などの声もあった。

年代による境界線の違い

20~30代(190人)と40~50代(302人)で比較すると、「どれも許容しない」と答えた割合は20~30代24.2%に対し40~50代40.1%と15.9ポイント差。「飲み会写真をSNS投稿」は25.3%対17.2%、「社内セルフィーを背景無配慮で投稿」は10.5%対5.6%と、若い層の許容度がやや高かった。ただし、20代でも「社内の様子をSNSにアップすること自体信じられない」(29歳、通信)という声や、50代でも「気をつけて撮影、投稿している」(50歳、保険)という声があり、個人差が大きい。

投稿寸前のヒヤリ事例も

「職場の自分の席周りの風景を投稿しようとしたら重要情報が載った書類が写っていた。投稿寸前で気づいて止めた」(57歳、サービス)「会社のパスを首に下げたまま撮影している人がいて、拡大すると情報が知られるのではとヒヤリ」(50歳、インターネット)などの回答があった。「撮る」は日常化したが、「見せる」は別の判断が必要だと指摘されている。

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