集英社「ナツコミ」転売問題で声明も、具体的対策示さず SNSで批判相次ぐ
集英社「ナツコミ」転売問題で声明も対策示さず SNSで批判

集英社は6月29日、夏のコミックフェア「ナツコミ2026」で書店が7月1日から配布する特典「描き下ろしメタキラカード」が、開始前からフリマアプリに高額出品されている問題をめぐり、公式X(旧Twitter)アカウントで声明を出した。

声明では、フリマアプリでの出品を「確認している」と報告。カードに書かれたサインは「直筆ではなく印刷」などと説明したが、転売対策など問題の核心には触れておらず、Xでは具体的な対策が示されなかったことへの批判が相次いでいる。

声明の内容とSNSの反応

集英社の声明では、カードについて「『ONE PIECEカードゲーム』などゲーム用のカードではない」「カードにある作家のサインも直筆ではなく印刷」だと説明。配布期間は7月1日から8月31日までと改めて告知し、書店への電話での問い合わせは控えるよう呼びかけた。しかし、カードが配布前から流通していることへの説明や、転売対策については一切触れていない。

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SNSでは、具体的な対応が声明に含まれていないことについて批判が集まっており、カードの増刷を求める声や、配布前にフリマアプリへ出品された経緯の調査を求める声が上がっている。

メルカリやeBayでの高額転売の実態

メタキラカードをめぐっては、メルカリで大量に高額転売されているほか、eBayを通じて海外向けにも転売されるなど、「フライング出品」で流通している状態だ。関連記事では、メルカリで「ONE PIECE」のカードが200枚155万円で購入されるなど、大量出品も目立つと報じられている。

他社の転売対策事例

メルカリは5月8日、日本マクドナルドが15日に販売開始するハッピーセットに付属する「ちいかわ」のグッズについて、一時的に販売を制限すると発表。監視を強化し、転売したユーザーには利用制限を課す可能性もある。LINEヤフーも8日、日本マクドナルドが15日に販売を始めるハッピーセットの「ちいかわ」について、「Yahoo!フリマ」「Yahoo!オークション」への出品を一時的に禁止すると発表した。さらに27日には、Nintendo Switch 2本体について「発売後も当面の間は出品を禁止」すると発表している。

今回の集英社の対応は、こうした他社の迅速な転売対策と比較され、より一層の批判を招いている。

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