日本テレビ、無料見逃し配信「日テレ無料!TADA」を9月末で終了 TVerに一本化
日テレ無料!TADAが9月末終了、TVerに統合

日本テレビ放送網は6月30日、無料の見逃し配信サービス「日テレ無料!TADA(タダ)」を9月30日で終了すると発表した。民放公式の無料配信サービス「TVer(ティーバー)」に一本化する方針で、同社は「TVerが完全に定着した現在、日本テレビの独自サービスとしての役割は十分に果たされたと判断した」と説明している。

サービス終了のスケジュールと影響

「日テレ無料!TADA」は9月30日の午後6時をもって、動画のストリーミング配信を終了する。同時に、スマートフォンアプリ(iOS・Android)のサポートや関連サービスの提供も終了となる。同サービスは2014年に前身となるサービスを開始し、PCやスマートフォンに加え、Android TVやFire TVなどのスマートテレビにも対応。アプリの累計ダウンロード数は800万に達していた。

TVerへの統合と背景

日本テレビは、TVerが民放公式のテレビ配信サービスとして広く認知され、視聴者に定着したことを受け、自社単独の配信サービスを維持する必要性が薄れたと判断した。TVerは日本テレビを含む民放キー局5社が共同で運営しており、各局の番組を横断的に視聴できるプラットフォームとして成長している。「日テレ無料!TADA」の利用者には、TVerへの移行が推奨される見通しだ。

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日本テレビのデジタル戦略

日本テレビは近年、デジタル配信分野でTVerへのリソース集中を進めてきた。また、同社はNetflixと連携し、2026年3月に開催される「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC2026)」の独占ライブ配信映像の中継制作の一部を受託するなど、新たな配信ビジネスにも注力している。今回の「日テレ無料!TADA」終了は、こうした戦略の一環とみられる。

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