日本郵便、冷凍弁当宅配「ポストシェフ」開始 定期コースは1食505円から
日本郵便、冷凍弁当宅配「ポストシェフ」開始 1食505円から

日本郵便は8日、冷凍の弁当や総菜を届ける宅配サービス「ポストシェフ」を始めた。全国の郵便局や同社の通販サイトなどで注文を受け付ける。約2万4000局の郵便局網を生かして、物販事業の新たな収益源に育てたい考えだ。

商品ラインアップと料金

商品は、主菜1品と副菜2~3品を一つの容器に収めた「ワンプレート弁当」と、野菜3種類以上を加えた主菜を詰めた「おかずパウチ」の2タイプ。ワンプレート弁当は14種類、おかずパウチは9種類を用意した。電子レンジで温めるだけで食べられる。

毎月1回届ける定期コースのほか、1回ごとの購入もできる。料金は1回に届ける商品数によって異なるが、送料や税込みで定期コースは1食あたり505円から、1回ごとの購入は667円からとなる。

市場拡大と今後の展望

日本郵便の物販事業はこれまで歳暮や中元など季節商品が主力だった。ポストシェフ事業は、昨年8月に資本業務提携を結んだ食品通販クラダシと共同で取り組む。

日本能率協会総合研究所によると、時短ニーズなどを背景に、国内の冷凍宅配弁当市場は2023年度の325億円から、29年度に540億円に拡大する見通しだ。郵便局での対面のサービスを生かして高齢者や共働き世帯の需要を取り込みを目指す。

日本郵便の高橋智恵執行役員は8日の記者会見で、「買い物支援を必要とする地域は増えている。日々の食事のサポートという観点からも取り組みを進めていきたい」と話した。