QUICKは、人工知能(AI)を活用して東証プライム市場の大引けの株価水準を予測する新サービス「QUICK AI大引け予想」の提供を開始した。同サービスは、過去の膨大な市場データをAIが学習し、取引時間中にリアルタイムで大引けの株価水準を予測する。投資家はこの情報を基に、より精度の高い売買判断を行うことができる。
AIが学習するデータと予測精度
AIは、東証プライム市場に上場する全銘柄の過去の株価データ、出来高、業績指標、マクロ経済指標などを学習。特に、大引け間際の値動きとその日の市場全体の動向を重視している。QUICKの担当者は「初期の検証では、予測誤差は平均で0.3%未満と高い精度を示している」と述べている。
同サービスは、取引時間中に1分ごとに予測値を更新。投資家はWebブラウザや専用端末でリアルタイムに確認できる。QUICKはこのサービスを、機関投資家向けに月額50万円から提供する予定だ。
投資家へのメリットと今後の展開
このサービスにより、投資家は大引けの株価を事前に予測することで、引け間際の値動きに惑わされずに戦略的な売買が可能になる。特に、パッシブ運用やインデックスファンドの運用者にとっては、大引けの株価に連動する必要があるため、有用なツールとなる。
QUICKは今後、AIの学習データにニュースやSNSの感情分析を加えることで、予測精度の向上を図る方針。また、個人投資家向けの低価格版の提供も検討している。



