楽天モバイル、5Gエリア拡大で「最強プラン」改定へ
楽天モバイル、5Gエリア拡大で「最強プラン」改定

楽天モバイルは2025年4月1日から、5Gサービスエリアを大幅に拡大するとともに、同社の主力料金プラン「最強プラン」のデータ容量を改定する。新プランでは月間データ容量が従来の最大50GBから60GBに引き上げられるが、月額料金は3,278円(税込)のまま据え置かれる。これにより、同社の5Gサービスは全国の主要都市圏を中心にカバレッジが拡大し、ユーザーはより高速な通信環境を低価格で利用できるようになる。

5Gエリア拡大の詳細

楽天モバイルは今回のエリア拡大により、5Gサービスを提供する基地局数を2024年末時点の約1万局から、2025年4月までに約1万5千局に増設する。新たに5Gエリアとなるのは、札幌、仙台、さいたま、千葉、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡などの主要都市に加え、地方中核都市や観光地も含まれる。同社は「2025年度中に人口カバレッジ90%を目指す」としている。

「最強プラン」改定の狙い

「最強プラン」は、楽天モバイルが2024年6月に提供を開始した低価格データプランで、月額3,278円(税込)で最大50GBのデータ通信が可能だった。しかし、5Gエリアの拡大に伴い、ユーザーのデータ消費量が増加すると見込まれることから、容量を60GBに拡大することで競争力を維持する狙いがある。楽天モバイルの広報担当者は「ユーザーにより快適な5G体験を提供するため、容量を増やしながら価格は変えません。これが当社の『最強』の所以です」とコメントしている。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

業界への影響

この改定は、既に激化する携帯電話料金競争にさらに拍車をかける可能性がある。特に、NTTドコモやKDDI、ソフトバンクなどの大手キャリアは、楽天モバイルの低価格戦略に対抗するため、サブブランドやオンライン専用プランで値下げを進めてきた。今回の容量拡大により、楽天モバイルは1GBあたりの単価を約54.6円に引き下げ、業界最安水準を維持する。市場関係者からは「楽天モバイルの攻勢が続く限り、他社も追随せざるを得ない」との声が上がっている。

ユーザーへのメリット

既存の「最強プラン」ユーザーは、2025年4月1日以降、自動的に月間60GBのデータ容量に切り替わる。追加料金や手続きは不要で、5Gエリア内では高速通信をフルに活用できる。また、5Gエリア外でも従来通り4G LTE通信が利用可能で、速度制限時も最大1Mbpsのデータ通信が無料で提供される。楽天モバイルは「これにより、動画視聴やオンラインゲームなど、大容量データを消費するサービスをよりストレスなく楽しめるようになる」としている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ