NTTドコモ、5Gネットワークスライシングで新サービス開始へ
NTTドコモ、5Gネットワークスライシングで新サービス開始へ

NTTドコモは、5Gネットワークスライシング技術を活用した新サービスを2024年夏から開始すると発表した。同社は、5Gコアネットワークの仮想化技術を用いて、企業向けに低遅延や高信頼性を保証する専用ネットワークを提供する。これにより、製造業や物流業などでの遠隔制御や自動運転の実用化を支援する。

ネットワークスライシングとは

ネットワークスライシングは、物理的なネットワークを複数の仮想的なネットワークに分割し、それぞれに異なる性能要件を割り当てる技術。5Gでは、この技術により、低遅延、高帯域、多数接続など、多様なニーズに応えるネットワークを同時に提供できる。ドコモは、この技術を自社の5Gネットワークに導入し、企業向けサービスとして展開する。

新サービスの詳細

新サービスでは、企業は必要な性能を選択し、専用のネットワークスライスを購入できる。例えば、工場の遠隔制御には低遅延スライス、高精細映像の伝送には高帯域スライスを利用する。ドコモは、2024年夏までに全国主要都市でサービスを提供する計画。料金は未定だが、従来の専用線より低コストを目指す。

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ドコモの担当者は、「ネットワークスライシングにより、5Gの真価を企業に提供できる。特に、製造業や物流業でのDX推進に貢献したい」と述べている。

産業への影響

このサービスにより、遠隔医療や自動運転、スマートファクトリーなど、高信頼性が求められる分野での5G活用が加速すると期待される。ドコモは、2025年度までに100社以上の導入を目指す。また、同社は、ネットワークスライシングを活用した新たなビジネスモデルとして、通信品質を保証するSLA(サービスレベル契約)の提供も検討している。

一方、競合他社も同様のサービスを準備しており、5Gネットワークスライシング市場の競争が激化する見通し。KDDIやソフトバンクも、2024年以降に同様のサービスを開始する計画を発表している。

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