ドコモとソニー、5G通信で無人航空機の遠隔制御実証実験を開始
ドコモとソニー、5Gでドローン遠隔制御実証

NTTドコモとソニーは、5G通信技術を活用した無人航空機(ドローン)の遠隔制御に関する実証実験を開始したと発表した。この実験は、高精細な映像をリアルタイムで伝送しながら、低遅延でドローンを制御する技術の確立を目指すものである。実験は2024年2月から開始され、東京都内の特定エリアで実施される。

実証実験の目的と概要

実証実験では、5Gネットワークを介してドローンに搭載された4Kカメラの映像をリアルタイムで地上局に伝送し、その映像を見ながら操縦者が遠隔でドローンを制御する。ドコモが提供する5G通信環境と、ソニーの画像処理技術やセンシング技術を組み合わせることで、高度な遠隔制御を実現する。実験では、ドローンの飛行安定性や通信の信頼性、遅延時間などの評価が行われる。

技術的な課題と期待

ドローンの遠隔制御においては、映像伝送の遅延が操縦の難易度に大きく影響する。5Gの低遅延特性を活かすことで、従来の4Gでは難しかったリアルタイム制御が可能になると期待される。ソニーは、自社の画像処理技術を用いて、ドローン搭載カメラからの映像を高品質かつ低遅延で伝送する技術を提供する。また、ドコモは5Gのネットワークスライシング技術を活用し、ドローン制御に最適な通信品質を確保する。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

今後の展望

両社は、今回の実証実験を通じて得られた知見を基に、ドローンを用いた物流や点検、監視などの分野での実用化を目指す。特に、災害時の被災地調査や、山間部でのインフラ点検など、人が立ち入りにくいエリアでの活用が期待される。実験は2024年度末まで継続され、その後詳細な結果が公表される予定である。

NTTドコモの担当者は「5Gの特性を最大限に活かし、ドローンの遠隔制御の新たな可能性を切り拓きたい」とコメントしている。ソニーも「画像処理技術と5Gの融合で、社会課題の解決に貢献する」と述べている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ